テスト自動化パターン言語プロジェクト

原住民蜂起

文脈

昔ながらの製法で、伝統を大切に守りながらのテストが行われている組織である。自動化をする開発環境ではなく、周りに自動テストの事例が殆どない状態にある。そんな中で、一部の興味を持った人が自動テストを導入しようとしている。

問題

推進できる人が自動化に関する追加の作業で忙しくなり、取り組みに対する効果が出てこない。また、管理職からの支援がなく、工数に見合った結果が出ていないとの評価で取り組みが失敗に終わる。

フォース

歴史をもつ保守的な組織は、変化を好まない傾向にある。自動テストを導入しようとしている人達には伝統的なテストを壊すだけの力を持ち合わせていない。

解決

  • 自動テストをやりたい人が、手探りながら事例を積み上げる。
  • 組織を変えるために理解を求める努力を行う。
  • 裏で対抗組織の力を蓄える(能力)。

結果

  • 自動テストに対する理解が高まりつつある。
  • 自動テストを実施可能な知識や技術が蓄えられている。
  • 10週打ち切りまでに、上位の理解を得ていく。